代表あいさつ
有限会社 翔栄は昭和62年に川上産業㈱松本出張所で行われていた、プチプチの加工、長野県の製品物流業務を平成3年2月より引継ぎ、現在に至ります。
昭和62年に川上産業㈱の松本出張所が開設された時、私は現在もお世話になっているアルプス運輸建設㈱様の従業員として2tトラックで長野県内から山梨まで製品輸送をしていました。当初は気泡緩衝材と呼ばれていましたが、今ほどの出荷量は無く、配送の仕事が途絶えるのじゃないかと不安も有りました。加工の仕事を教えて頂き、自分が手がけた製品を運ぶ事に小さな喜びを感じて27歳に決断をしました。当時、2t車が一杯になれば多かった出荷量も、現在はお陰様で4t車2台では積み切れない量の出荷が御座います。全くの素人が会社に泊まりこんで加工していた頃は携帯電話が出回り始めた頃で、プチプチも時流に乗って
用途が増えたと思います。
私は当時から色んな方々との縁が現在に繋がっていると感じながら仕事をして来ました。
加工業務、出荷商務、製品運搬と夫々を1つの作業と捉え得ず其れを繋ぎ合わせて自分の仕組みを作るのが仕事だと開業当初に働いて頂いた、自分の親年代の従業員の方々に教えて頂きました。
今日が有るのは其の方々とのご縁が有ったからだと有難く思います。
どんな仕事でも真心を込めて取り組むことで環境が変わって行きます。
10年前迄、誰一人と私を社長と呼ばなかった年配者だらけの企業が、自分の親の世代から娘や息子の世代まで幅広く関わり、社長と呼ばれるようになった今、このプチプチに出会えた事に心から感謝をしています。軽いですが、50枚100枚と重ねると静電気だったり、力を入れすぎると崩れてしまったりと感覚に慣れるのには個人差があり、ひと月位はもどかしさを感じる方もいますが、慣れたら元気に歩ける間は出来る仕事です。商材を守るプチプチは、商品の付加価値を高める事も含め今の時代には必要不可欠な物だと思います。用途目的の方向性は同じでも、使ってくださる皆様の知恵や工夫から環境の問題も含めて変わって来ていると思います。また、働き方改革と政府が詠うように、仕事と生活の調和も重要視される時代だと感じます。私は動けるうちは働いているのが幸せだと思いますので、年齢を重ねても出来るプチプチの加工は転職から天職になるかも知れません。
プチプチを通じて、翔栄を通して、プチプチに触れた方が幸せだなと感じる瞬間が有ったり、笑顔になれたり、人が豊かに為る事を願っています。
弊社スタッフ一丸となって真心込めて出荷させて頂きます。
そしてプチプチが笑顔で次世代に繋がって行く事を願っています。
有限会社 翔栄 代表取締役 赤羽 誠